憧れの辰野登恵子さん
久しぶりに辰野登恵子さんの版画を飾ってみた。 23歳の時にお会いした辰野さんは、 私が会った 初めての本物のアーティスト。 アーティストって居るんだ、、 と感激した経験は、 その後の私に大きな影響を 与えてくれました。 黒いサーブ900に乗っていて ...
本能
重たい桶を持って 毎日水を汲みに行く 坂を下りながら 果てしなく続く空を見上げ 吹き上げる風が 汗を乾かすように通り過ぎる そこには喜びとか幸せとか そんなものは 意識に上がってくることはなく ただ自分の喉の渇きを潤す為に ...
洞爺湖
病気の父をお見舞いに 生まれ故郷の洞爺湖へ 洞爺湖の美しい朝 羊蹄山を水面に映す 風は無く 朝焼けの柔らかい光と 冷たい空気が 身体を柔らかく包んでくれる 口数少ない父が 微かに微笑む視線の先は どこまでも陽気な娘たち 父の手を見ていたら ...
KODAMA
4月は私の誕生月 冷たかった空は淡く水色になり 花はピンクピンクと咲き誇り 木々は可愛らしい 新しい芽や葉をきらめかせ 我先にと手を伸ばしている。 新しい事を始めるのに最高の季節だ。 昨日から始まった目白の ギャラリールヴアンの展覧会に ...
森と鳥
森の中でさえずる小鳥 何を騒いでいるのかな みてみると たったの2羽 2羽で尽きることなく話してる 笑いあって 明日の約束を楽しみにしている 励ましあって 未来の約束を楽しみにしている 夢を語り、優しさを分かち合い 寄り添って眠る ...
雪
雪の土曜日 Jwaveに寄り道した帰り 森ビルから出ると ビル風が吹き荒れ 嵐のように上から雪がふり落ちてくる 東京にしては乾いた雪を舞いあげて 六本木通りを走り抜ける 世田谷でパンを買って 環七に入る すでに凍った地面に分厚く積もった雪 ...
ラナンキュラス
何か欲しいものは? と聞かれたら迷わず 「お花がいい」 と答えるけど なかなかもらう機会はない。 いつだったか さみしい気持ちでいた誕生日 今はイタリアに住む呑気な親友が、 今までそんなことをした事が無かったのに ...
ペテルギウス
最近はまっている夜のランニング。 冷たい空気が肺を洗っていくような 自分の荒い息が心地いい。 昨日は夜3番目の娘がついて来たいという。 たまにはいっか。でも無理じゃない? と思いながら一緒に走り出した。 テニスをやっている娘の走りは軽快で楽しげだ。 ...
アイススケート
1人子育て時間の長い私の 辛かった事ランキング5には絶対入ること アイススケート。 その昔2歳と、4歳と5歳の娘を連れて 何故か?何で? アイススケートに行ってしまった私。 リンクにはスケート靴を履いた人しか入れないので やっと歩く1番下に小さな靴を履かせて...
水仙
たくさんの水仙の花を頂いた。 まっすぐで 黄色い口を開いて笑っているようで 愛すべき可愛らしいさ そしていい香りが部屋に広がる 冬の日向でなんの相談をしているのが 何となく春が来るのが 楽しみになる朝。